エッセイ

私にとってのストックイラストとは?

お久しぶりです。まーぴーです。

本当はこのブログ、「まぴろぐ」は昨年の今頃作成したサイトです。

ちゃんと続けていれば、そこそこのストックイラストサイトになっていたのでは無かろうかと思うのですが、かなり放置していました。

私は好奇心旺盛なタイプですが、変に凝り性な所もあり、でも効率が悪くて、

かなり不器用な人間です。

ああでもない、こうでもないと考えているうちに、めんどくさい、やっぱりやめちゃおうかとか

あ、あれもやらないと、これもあるんだった。(家事や育児)

仕事忙しい。あ、体調ものすごく良くない(汗

(子供の頃からかなりの虚弱体質で自律神経失調状態です。)

で、やめてしまうことが多いのです。

Twitterで仲良くしていただいている方々はご存知だと思いますが、

私は2022年末、新型コロナウイルス(おそらくオミクロン)に罹患しました。

罹患療養中、普段の風邪ほどもしんどくなくて、熱も最高で37.5℃、ほとんどが36.5℃程度。症状も鼻水や軽い咳でした。

失礼ながら「コロナに勝ったわ。恐れるほどではなかった。」と勝手に勝利宣言を心の中でしていたほどです。

しかし、現実は甘くなくて(笑)

罹患療養から明ける頃に、体が鈍っているから、明日から仕事復帰だし歩くかと、家の周りを1.5km位歩きました。その2ー3時間後くらいからだったかな。

ドキドキと動悸は止まらなくなるし、息切れもすごくて。でも、ずっと隔離して家の中にいたからだと思っていました。

2学期の学校の個人面談もできなかったので(実は担任の先生もコロナ関連でお休みされていた)先生が家まで娘の冬休みの宿題や成績表を持ってきてくださったのですが、

お話していると、どんどん息が切れて、走ってもないのにものすごく疲れるなと。とにかく気のせい気のせいと思っていました。

12月29日に仕事に復帰するとなっていたのに、その日の朝から再度発熱して、治っていた症状は全てぶり返すという、そして鉛のような重い体に、15時間も眠り続けたくなるくらいの眠さ、なんだかよく分からない落とし穴に落ちた気持ちでいました。

その後は、年明け、仕事に復帰するも、常に象2頭を背中に乗せたような重く感じる体を抱えながら、心臓は常にドッキンドッキンする、頭はぼーーーーーーーーーーーっとする、色々なことを忘れてしまう、でも同時に卵巣嚢腫の摘出手術も受けなくてはならない予定もあって、さまざまな検査を受けるも異常なし。(結局手術は4月に延期して大成功でした。)

「異常はないのになんで、こんなに毎日がしんどいのだろう。寝ても寝ても体が重いのはなんでなんだろう。なんで毎日食べてるのに痩せてくんだろう(食べて食べて今より4キロも痩せていました。)月に行けたら重力は6分の1じゃん」くらいに毎日考えていました。

1月中旬のある日、どうにもこうにも体がおかしくて、体や指などとにかく全関節が痛い。目が見えにくい、頭が割れるほどに痛い、筋肉に力が入りにくいなど、既に出ている気管支炎、喘息、副鼻腔炎からの後鼻漏、不眠、ブレインフォグのような物が考えられない感じ、記憶がなくなっていく感じにプラスして、そんな風になり倒れたのでした。倒れた直後から結局5日間くらいは毎日15時間睡眠。ご飯のたびに娘や母に目を覚まさせていただく感じ。

そこから、4月末現在の元の状態に戻るまで、とにかくものすごーーーーーーーく大変だったのですが、もう思い出したくないほどの、ある意味すごい経験をしました。

と前置きがすごく長くなったのですが。。。

寝込んでいた時、座ることさえも苦痛だった時期がありました。

あとで後遺症外来の先生から言われたのは、やはりコロナ罹患によるかなりの血行障害の可能性と。重力に勝てないほど(笑)

頭はぼーっとするし、毎日頭痛で、巨人に脳みそを握りつぶされそうな感覚でしたが、

唯一できていたのは、寝転んだまま絵を描く事(眠り続けていた時期を通り過ぎて、少し経った頃から)文字は読んだら吐くし、テレビは画面からの圧がすごくて目眩がするしと、ただただ寝てないといけなかった頃に、唯一楽しめたのは絵でした。

自分が絵を描く事が幼い頃から好きだったからなのかもしれませんけど。

不思議と絵だけは寝転がったままなら描けました。

昨年の6月から、イラストACというストックイラストを初めて、だんだん絵をデジタルで描くことに慣れていたのですが、そもそもストックイラストを始めたきっかけは、

インスタグラムで調剤で学んだ関連のスライドを作るときに、欲しいイラストがあまりなかったこと、あったとしてもテイストが揃わないことが不満でした。インスタグラムもCanvaも、さまざまな機能があって素晴らしいアプリケーションだと思うのですが、変なところに凝る私。

「これはこんなデザインなのに、同じテイストで欲しいものがない。」

「仕方なく、これで合わせたけど、納得がいかない。」

と気付いたのは、インスタの投稿を初めて2ヶ月位経ってからのこと。

なんでもそうなんですが、昔から自分の気持ちに気づくのがものすごくゆったりなタイプなので、違和感はあるけど、これは何だ、どんな気持ちって悩むのです。

そんなこんなで、イラストは自分で描いてしまおうって思ったのが、イラストACを始めたきっかけでした。

イラストばかりにこだわっていて、薬剤師としての薬の中身がある投稿が出来ていないと、

またそれはそれで悩んだのですが(余計なことに悩みすぎね。)

さまざまなお薬や病態に関しての情報を素晴らしく、美しく、分かりやすくまとめられる方は、山ほどいて自分は叶わないかなと早々に諦めてしまいました。(諦めるな。。。)

最近思うのは、私が描いたということをなんとなく、これまーぴーが描いたんだよねと想像していただける瞬間が、もしもあればありがたくて、それでいいなと。

イラストはあくまでイラストであって、それはメインではありません。

なんかすみっこにいるけど、ちょっとだけなんとなくバランス取ってくれてるかな位な存在でいられたらと思っています。

私が元々描く絵は、かなり個性が強いものでした。

それじゃ絶対、バランス取れないみたいぞみたいなタイプの。

でもストックイラストの場合、主役はスライドの内容だったり、ポスターの文言だったりなので。個性をなるべく削りつつ、さりげなく自分テイストみたいな雰囲気を出したいなと。

普段あまり文章を書かないし、呟くこともそんなにない、ほんとに自分自身もすみっこにいるタイプの人間です。

でも、たまーーーに長文を勢いで書きたくなる、気分屋なのかなということで。

2023年04月25日 まーぴー

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